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パソコンを買わずに大学を卒業する方法
【自由に使えるパソコンは案外多いです】

勉強机に置かれたパソコン

パソコンは大学生に必要な物ですが
自分用を購入するかは別の問題です。

高くて買えない人もいると思うので、私の大学時代の経験を元に
買わずに済ますために使える情報を書いて行こうと思います。

まずは情報収集から

ほとんどの人は大学生活でパソコンのお世話になります。

ですが、自分用は必ずしも必須ではありません。

大学には生徒が自由に使えるパソコン室が備わっていて
そこにあるパソコンだけで十分なことがあります。

また昔ながらのパソコンを使わない
紙媒体でのやり取りを認めている先生もいます。

他にも、研究室のメンバーでパソコンをシェア、

情報系の学部では学生個人に対して
在学中限定でパソコンの貸し出し、など。

大学によって色々なので、
所属されている学部のパソコン事情を把握することが最優先です。

入学後でも間に合う

入学シーズンの桜

いつまでにパソコンを間に合わせれば良いかですが
入学後1か月ほどは猶予があると思って大丈夫です。

なぜかと言うと、

  1. 入学する
  2. 講義を受ける
  3. 学期の中間または末に課題が出される
  4. パソコンが必要になる

の順だからです。

課題を出すタイミングは先生によって
まちまちですが、早くても講義開始から1か月後です。

(入学当初に学生ID、メールアドレスの登録をしますが
 大学のパソコン室を使って行われるので、そちらも大丈夫)

なので、しばらくは大学に通いつつ
使えそうなパソコン設備を探せる時間があります。

余裕を持って1~2週間の内に用意できれば、なお安心です。

自由に使えるパソコンがある

大学には講義で使われてない時のパソコン室、
学生用の情報センター、図書館の自習スペース
誰でも自由に使えるパソコンを置いてる場所がいくつもあります。
(大学によって差はあります)

それらを利用すれば、
パソコンを買わずに大学を卒業することは十分可能です。

一つ問題なのは、混みやすいことです。

考えることはみんな一緒で、節約したい人達でいつも賑わってます。
(コロナ対策でパソコン室の席数を減らす等の処置を
 している大学もあるので、より混みやすくなってます)

そこで、時間帯をずらします。

早朝、放課後の遅い時間帯は人気が無く
その時なら空いてることが多いです。

他にも

  • 少し歩く場所にあって不便なパソコン室
  • 夏休み中でそもそも大学にいる人が少ない

など、空いてる所を狙うのがコツです。

パソコンは何に使う?

マイクロソフトオフィス

そもそも大学生活でなぜパソコンが必要なのか、ですが

Office(ワード、エクセル、パワーポイント)
というソフトを使うからです。

それぞれ説明すると、

ワード(文書作成ソフト)

高校までは紙にシャーペンで書いて課題を作成しますが
大学では代わりにパソコンの文字入力になります。

この時使うのがワード(文書作成ソフト)です。

手書きより綺麗に書けて、修正もボタン一つで簡単。

データなのでコピー、プリント、メールにも対応と
良いこと尽くめなのでワードが今の大学では基本になりました。

ワードで「吾輩は猫である」を書く

エクセル(表計算ソフト)

データを処理して表、グラフを作れるソフトです。

文字だけのレポートにエクセルで作った図を添えて
一目でわかりやすくする、という使い方を良くします。

理系だと実験データの管理にも使います。

エクセルで近所の野良ネコのデータを処理

パワーポイント(プレゼンテーションソフト)

発表の時スクリーンに映す資料を作れるソフトです。

企業に就職すると会議で必ず使う物なので、
慣れさせる目的で課題に取り入れる大学が増えてます。

パワーポイントで猫に関するプレゼンテーション資料を作る

特にワードはほぼ全学部で共通して必要になる大事なソフトです。
(ごく稀にワードを使わない学科もあります)

エクセルとパワーポイントは理系で必要になることが多く
文系には使わない学部もあります。

その他の使い道

高校までは科目ごとにノートを用意しますが

パソコンをノートとして使えば、
それ一台ですべて済むので効率的です。

Wi-Fi環境のある大学であれば
講義でわからない所をすぐに検索できたり、

放課後には私的なゲーム、ネット、友達との遊びに使えます。

卒業論文執筆、就職活動でエントリーシート作成、
企業や先生とのメールなど大事なイベントにも使います。

もし買うなら、どんなパソコン?

パソコンを買う場合は大学からの説明を良く聞きましょう。

パソコンに求められる性能は学部によって変わるので
入学資料、新入生ガイダンス、何らかの形で必ず案内が来ます。

他に知っておくべき事としては、

生協は節約には不向き

生協は大学に所属する組織ですが、ここで買うと高くなりがちです。

理由の一つは色々おまけが付いていること。

4年間保証、周辺機器の貸し出しサービス、
パソコン収納用のバッグ…、あれば安心ですが費用がかさみます。

割引も量販店に比べると控えめです。

Officeは無料で使える

大学生活でOfficeを使うことになりますが、
購入しなくても大丈夫です。

大学の多くは学生用に無償のOfficeを用意してます。

また、もし無くても誰でも無料で使えるWeb版Officeがあります。

(Web版のOfficeは通常のOfficeに比べ低機能ですが
 大学の課題をこなすには十分の性能を持ってます)

ノートパソコンが大学生向き

パソコンにはデスクトップとノート、二種類ありますが
大学生向きなのは持ち運びできるノートパソコンの方です。

講義に持って行ったり、登下校の電車で開いて
暇な時間を課題作成に当てたりと便利です。

安く済ませる方法(PR)

パソコンの値段はメーカーにより差があり、
安さではレノボが優秀です。

中国製だから安いのですが、私の買ったレノボのパソコンは
卒業した今も壊れることなく動いてくれます。

初めてのパソコンは結局は練習用になってしまう事が多いので
安い物で様子見するのも良いと思います。

まとめ

大学には自由に使えるパソコンが思いの外あります。

入学後しばらく猶予があるので歩き回ったり、
色々な人と話して使えるパソコンを探してみましょう。

それでも駄目なら、大学からの説明を良く聞いて
所属の学部に合ったパソコンを買うことが大事です。

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