高校数学の教科書を開くと、くじ引きの確率は条件つき確率という形で説明されていて、難しいと感じた人も多いと思います。 ここでは、わかりやすさを重視して、樹形図を用いた数え上げで確率を計算する方法を解説します。 (計算すると条件つき確率と同じ計算式に帰着します) 記事の後ろに行くほど難しくなります。 大事なことは始めにすべて書いてあるので、読める所までで大丈夫です。 この記事で学べる公式の概観 m人で引く確率 当りを引く確率(1個以上当たる確率) 丁度k個当たりを引く確率 少なくとも、ℓ個当りを引く確率(ℓ個 ...