![叩く人がいなくなったドラムセット](https://shoma-life-blog.com/wp-content/uploads/2022/09/matthijs-smit-bRG2C0FAQEY-unsplash.jpg)
ドラムはバンドの縁の下の力持ち的存在。
風邪をひいてドラムの人が休んだり、
そもそもドラムなしでバンドを組んだりすると、
「どうやってリズム合わせるの…?」
と練習の時に途方にくれると思います。
この記事では、
ドラムがいない時に使える対処法を紹介したいと思います。
ドラムがいない時の対処法
まとめると次の通りです。
共通
- パソコンで作ったドラム音源を流す
- スラップベースでリズム感を出す
- ボーカルがタンバリン等でリズムをとる
スタジオ(練習)限定
- メトロノームを使う
- ボーカルが指揮者になる
ライブ限定
- ヘルプを呼ぶ
- お客さんの手拍子
一つずつ説明します。
共通
パソコンで作ったドラム音源を流す
パソコンの得意な人が
譜面を打ち込んで音源を作り
スピーカーから流しつつ演奏します。
最近は技術の進歩で人間に近い音を
出せる様になりましたし、
リズムの正確さは完璧です。
実際の打ち込みにはDTMの知識が要り、
なかなか難しいので
![パソコンの得意なひよこ](https://shoma-life-blog.com/wp-content/uploads/2022/09/ab1957e4662bd209c9d4eeb46c0c5c7b.jpg)
フリーのドラム素材をネットで探すと手軽です。
例えばドラム・ループ素材工房さんでは
BPM別に音源を用意してくれていて
ダウンロードした物をループ再生するだけです。
スラップベースでリズム感を出す
スラップは今でこそ
ベースのかっこいい奏法として有名ですが
もともとはドラムのいないバンドで開発された
という歴史を持ちます。
親指で叩く音をバスドラム
人差し指で引っ張る音をスネアドラム
に見立ててドラムの代わりをします。
↓実演動画です。
↓上手く曲に組み込むことでドラムなしでも曲が成立します。
ベースの人がスラップ得意であれば
一つの選択肢になります。
ボーカルがタンバリン等でリズムをとる
一番お手軽な解決策。
バンドの中で(文字通り)手が空いている
ボーカルにリズムをとってもらいます。
タンバリンの音の性質上
明るい賑やかな曲限定にはなりますが
ドラムなしで演奏できます。
(他にもマラカス、鈴、カスタネットなど)
![タンバリン、ベル、ピアノ、賑やかな楽器](https://shoma-life-blog.com/wp-content/uploads/2022/09/2467573.jpg)
スタジオ(練習)限定
![スタジオで機材を操作](https://shoma-life-blog.com/wp-content/uploads/2022/09/luis-morera-klNRtxIgiMM-unsplash.jpg)
ドラムが風邪をひいた等で一時的にいない際の対処法です。
メトロノームを使う
スタジオ備え付けのメトロノームでリズムを合わせます。
使い方は、
スタジオスタッフの人に聞くと教えてもらえます。
スタジオにない場合は、代わりに
キーボードのメトロノーム機能などが考えられます。
ボーカルが指揮者になる
クラシック音楽ではドラムなしでも
指揮者のおかげで演奏の息は合っています。
ボーカルの動きに合わせて
みんなで演奏するのも急場の凌ぎになります。
ライブ限定
ライブの時だけ可能な解決法です。
ヘルプを呼ぶ
他のバンド、もしくは
フリーのドラマーに加わってもらいます。
一緒に練習した期間が不足しているので、
演奏にぎこちなさは残るものの
ドラムありでライブを開けます。
なるべく普段の練習にも参加してもらったり、
ドラムの譜面を簡単に書き換えたりすると
(それこそ8ビートだけにしたり)
合いやすくなります。
![仲間を歓迎して乾杯](https://shoma-life-blog.com/wp-content/uploads/2022/09/23080338-1024x768.jpg)
お客さんの手拍子
会場全体で手拍子をしてもらってリズムをとります。
お客さんの協力が必要なので
ライブ会場の空気を盛り上げることが大事。