エレキベース 音楽

フィンガーノイズ・指の痛みの対処法
(原因は弦との摩擦)

エレキベースを演奏している時の
左手の移動によるキュッとしたノイズ、

指の痛みは弦との摩擦が強すぎることで生じます。

この摩擦を無くせれば
弦表面のザリザリで指の皮を削らずに済むし

滑りが良くなって
速弾きもし易くなります。

ここではベース用グッズを色々試して来た私が

この問題の対処法を解説します。

ベーシストを対象に書きますが
ギタリストの人の参考にもなるはず。

この記事はAmazon、サウンドハウスのプロモーションを含みます。

対処法

結論から言うと

  • コーティング弦
  • 指板潤滑剤

のどちらか一つで解決します。

コーティング弦

お勧めはコーティング弦で
ブランドはElixir(エリクサー)が優秀です。

コーティング弦と言ったら
真っ先に挙げられるほど有名、

昔から愛されてる良品です。

長所

摩擦減少

コーティング弦の最大の長所は

弦表面がツルツルした素材で
コーティング(覆われている)ため

弦と指との摩擦が少なく済むことです。

これが使ってて本当に大きいです。

具体的には、

左手の痛みを軽減

弦移動による左手の指の痛みが減ります。

ベーシストの大好きなスライド奏法

ローポジションとハイポジション
の往復をするほど

弦がやすりの如く指の皮を削って来ます。

コーティング弦なら滑りが良いので
長時間の演奏でも指が持ちます。

フィンガーノイズ

指と弦がこすれる際のキュッというノイズも減ります。

ノイズを恐れなくて良いのは気が楽です。

ポイント

クリーンな音で演奏できます、
聞いてる人からも高評価。

プレイの高速化

摩擦で指の動きが阻害され無くなるので
速弾きし易くなります。

滑り過ぎて指が弦を踏み外す
新たな問題も発生しますが

練習で何とでもなります。

右手も楽になる

右手の指も動かし易くなります。

特にスラップのプリングで
指が引っかからず

スルッと離れてくれます。

コスパ良し

コーティング弦は一般的な弦より高価ですが
長持ちするので結果的にコスパで勝ります。

表面のコーティングが空気を遮断、弦の劣化を遅らせます。

目安として

Elixirは約5千円ですが一年
少なくとも半年は使い続けられます。

一般的な弦は2500~3000円

3か月で寿命を迎えるため
半年の時点でElixirと金額は並び

費用(円)3か月半年9か月一年
Elixir5千5千5千5千
一般的な弦25005千7500一万

そこから先は得して行きます。

手間も減る

弦の張り替え作業は地味に面倒なもの。

弦交換が1年に一回なのは楽です。

短所

コーティング弦の弱点としては、

弦を薄い膜で覆ってるため
若干こもった音になります。

新品のErnie Ballのような
ギラギラ華やかな音は出ません。

こもった音も
優しい感じがして私は好きです。

またピックスクラッチをすると
コーティングが剥がれます。

普通にピック弾きする分には
大丈夫ですが、

使える技が一つ減ります。

おすすめ!

指板潤滑剤

基本的にお勧めはコーティング弦ですが、

自分の好きな弦を使いたい人も居ると思います。

そんな時には
弦表面の滑りを良くしてくれる

指板潤滑剤という物もあります。

弦に塗ることで
ツルツルした触り心地になります。

フィンガーイーズ

定番の指板潤滑剤
弦の表面をサラサラにしてくれます。

スプレータイプで
弦に直接吹き付けたり、

クロスに塗布してから
弦を拭いたりして使います。

誤って吸い込むと
胸が苦しくなるので要注意。

効果自体は優秀な反面

すぐ中身が無くなってしまう
デメリットを持ち、コスパは悪いです。

多くの人が文句を言いつつも
代替品が少なく結局は買ってます。

ファストフレット

スポンジにしみ込んだ
すべすべした液体を塗るタイプの指板潤滑剤。

私が試した感じ、滑りの良さは
フィンガーイーズに劣ります。

弦に加えて指にも塗って
ようやく快適に演奏できました。

使い終わったらフタで密閉して
液体が乾かないよう保存します。

半年くらい持つのでコスパは良い方です。

スムースフィンガー

私は買った事ありませんが

フィンガーイーズより
滑りの良さは劣るものの

更にサラっとした触り心地だそうです。

価格も安く高評価なスプレータイプ、

フィンガーイーズの代替品になり得ます。

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