ベースをやってると、
「弾きたい曲があるけど、楽譜が売ってない…」
という状況をいつかは経験します。
無いのであれば自分で作ってしまいましょう!
この記事ではベースの耳コピの仕方を説明します。
*こちらは古い記事になります
よりわかりやすく、新しい記事を書きました↓
古い記事も一応、残しておきます。
ベースの音を聞こえるようにする
ベース耳コピの最初にして最大の壁は、
ベースの音が聞こえづらいことです。
これに関しては採譜のプロでも同じこと
なので音楽編集ソフトの力を借ります。
ソフトで音楽ファイルをいじくると、
高音を取り除いてベースだけを聞きやすい形に編集できます。
以下ではフリーソフトのSoundEngine
を用いて音楽ファイルを編集してみます。
ボーカルを除去する
曲の中で一番大きな音を出してるのは誰かと言うと、
ボーカルですね。
なのでまずはボーカルをどうにかします。
耳コピする曲として
インターネットで拾って来た次のフリー音源を用意しました。
(音量注意)
ボーカル入りのフリー音源はなかなか無いので
このかっこいいギターの曲でご容赦ください (^^;
SoundEngineのメイン画面に
音楽ファイルをドラッグ&ドロップで読み込ませた後、
「その他」→「ボーカルカット」→
「女性(または男性)ボーカルカット」→「OK」
でボーカルの音のみを小さくできます。
そしてできたのがこちら。
…もとの曲にボーカルが入ってないので
あまり変わってませんね _(. ω . )
ボーカル入りの曲だと力を発揮します。
曲の低音(ベース)を抜き取る
ここからいよいよベースの音に手を加えます。
「その他」→「ボーカルカット」→「ベース強調」→「OK」
で曲の高音を取り除いて、
低い音のみを聞こえる様にできます。
*「ベース強調」の数字は画像の通り書き換えます。
(よりベースを聞きやすくできます)
仕上がりはこんな感じ。
だいぶ聞き取りやすくなりましたね。
曲の高音がごっそり削られるので、
この工程で曲の音量がかなり小さくなります。
1オクターブ音程を上げる
最後にベースの音を1オクターブ高くします。
聞き取りやすい音域まで持ち上げると、
より正確に耳コピできます。
「音程」→「1オクターブ(+12)上げる」→「実行」
で曲全体の音程を1オクターブ上げます。
これが最終形態です。
低かった時には聞き取りづらかった部分もくっきりしました。
ベースの耳コピは、
この音源をひたすら聞き込むことを基本とします。