炭酸水ASMRは定番ながらも
注意すべき点の多い難しいトリガーです。
シュワシュワ音がマイクにのらなかったり
氷を入れたら炭酸水が薄まって
ただの水になってしまったり
そもそも水がはねて危険だったり。
クエン酸と重曹を反応させる
炭酸の補充方法まで、
心地よい炭酸音を録るための情報をまとめたいと思います。
注意
炭酸水ASMRは水がはねるのでマイク故障のリスクがあります。
炭酸水ASMRのコツ
YouTubeの炭酸水ASMRの動画を
参考にさせていただいてコツをまとめました。
- コップは台の上に置く
- マイクは横から水に気を付けて
- マイクの音量は大きめに
- 新品の炭酸水を用意する
- ゆっくり注ぐ
加えて水撥ね対策でコップは背の高い物にして
注ぐ量はコップの半分までに留めると良いと思います。
コップは台の上に置く
手で持つと、こぼしてしまう可能性があります。
また体温で温まって炭酸が抜けます。
マイクは横から水に気を付けて
コップの真上は水がはねていて、とても危険
マイクは横から、それでも
ある程度はねて来るので十分距離を開けてください。
(少なくとも10cmは)
これでも完全とは言えず
ラップや、せめてハンカチで保護する等
何らかの形での防水対策をお勧めします。
白3Dioなどマイク本体に
保護用の布が貼ってあるタイプは比較的丈夫で、
危険な撮影をしているのに
マイクが無事に済んでいる
配信者さんを割と見かけます。
一方、黒3Dioなど
マイク本体まで直通してるタイプは丁寧な扱いが必要です。
マイクの音量は大きめに
炭酸の音は小さいです。
マイクの音量はいつもより大きく
設定に気を使う必要があります。
耳かきの後に炭酸の音を録ろうとすると
音量差で炭酸の音がほとんど聞こないトラブルも。
新品の炭酸水を用意する
新品の方がシュワシュワが強いです。
ゆっくり注ぐ
勢いよく注ぐと一気に泡立って
炭酸が逃げてしまうのでゆっくり注ぎます。
シュワシュワさせる方法
炭酸水のシュワシュワを強くする方法が3つあります。
- かき混ぜる
- 塩など粒状の物を入れる
- 温める
かき混ぜる
スプーン、箸などでかき混ぜるとシュワシュワします。
塩など粒状の物を入れる
粒状の物を入れてもシュワシュワします。
塩
シュワシュワと心地よい音。
砂糖
じゅわ~、と一気に泡立つ音。
胡椒
入れた後かき混ぜると
ジュジュっ、とお肉の焼けるみたいな音
です。
温める
温めても泡が出やすくなります。
氷炭酸水ASMR
炭酸水と相性抜群なのが氷です。
ただ氷が溶けて炭酸が薄まると
パチパチしなくなるので難しいです。
気を付けるべき点としては
使用する物をあらかじめ冷やしておいて
氷を溶けづらくし
炭酸水には強炭酸水を
氷は先に入れておいて
後から炭酸水をゆっくり注ぐです。
炭酸の音が弱くなって来たら
かき混ぜたり塩を入れると少し復活します。
ジュースを使うとコスパ良し
炭酸水で遊んでると
いつの間にか1ℓくらい消費してるもの。
これだとコスパ悪しなので
コーラやファンタで音を録って
終わった後に飲むと出費を減らせます。
ジュースの種類によっても音が変わり
私のおすすめはジンジャーエールです。
クエン酸+重曹→炭酸ガス
炭酸水ASMRの弱点の
炭酸が抜けたら音が出ない…
を解決してくれるのがクエン酸と重曹の化学反応です。
クエン酸3gと重曹4gは水と反応して炭酸水になります。
クエン酸はAmazonにも売ってますし
百均にもあります。
掃除用と食用の二種類あって
食用で作った炭酸水なら一応飲めもします。
炭酸水の作り方には
- 重曹水にクエン酸を入れる
- クエン酸水に重曹を入れる
- 重曹とクエン酸の混合物を水に入れる
の3パターンありますが
重曹水にクエン酸を入れる方法が
一番シュワシュワ心地よいです。
このやり方なら炭酸が薄まったら好きなだけ追加でき
吸熱反応なため氷も溶けづらくなり
さらにコスパもすごく
(少量の材料で大量の炭酸水ができます)
良いこと尽くめです。
実験
本当にこの方法で作れるか実験してみました。
100均で買って来たクエン酸と
母が料理のあく抜きに使ってる重曹を用意しました。
コップに水と重曹をスプーンで混ぜておき
クエン酸を注ぐと確かに炭酸水に。
氷も入れて薄まったらクエン酸を追加して
シュワシュワカラコロ夢中にかき混ぜてたら
水がはねてました…。
背の高いコップに替えて
注ぐ量を半分までに控えて再チャレンジ。
写真では見えづらいですが
それでも若干はねていて
測ってみるとコップから5cmまで細かな水滴が見られました。
10cmは離して念のため防水対策もすれば完璧だと思います。
まとめ
炭酸水の音は人気で
YouTubeでも動画をよく見かけるのですが
コップに注いだ炭酸を手で持って
マイクに直接近づける録り方の配信者さんが多くて…
(それでも無事に済んでいるみたいです)
注意喚起の意味も込めてこの記事を書きました。
実際どれくらい水がはねるかは
収録環境次第なので私には100%のことは言えませんが
きちんと対策できていれば良いASMRになるはずです。