大学選びの候補の一つに早稲田は挙がります。
難しいのは知っているけど、
入学した後の学生生活の
イメージはあまり湧かないと思います。
この記事では卒業生の私が、
当時の事を思い出しつつ色々書いて
体験をお伝え出来たらと思います。
私が早大生（早稲田大学の学生）だったのは
2010年代のことで学部は基幹理工です。
早稲田の人達
生活の良し悪しを決めるのは
周りに居てくれる人だと思うので、
早稲田にいる人達から書きたいと思います。
先生
先生たちが優しいです。
質問にも丁寧に答えてくれて
お忙しいのに可能な限り時間を割いてくれます。
講義も和気あいあいとした雰囲気
になることが多く楽しかったです。
学費は高め
その代わり学費は高いです。
早稲田に限らず私立校にとって
学生はお客さんという側面があります。
なので公立より優しく扱ってもらえます。
でも、それを踏まえても
人徳のある人が多かったと思います。
生徒と一緒にご飯を食べたり、
冗談を言い合える関係になれる事もありました。
学生
早稲田と慶応はよく比較されますが
早稲田は”柔”で慶応は”剛”です。
頭も良くて遊び心もある人と友達になれるので、
私は早稲田で良かったなと感じてます。
遊び過ぎて真面目さに欠ける場面も度々なので…、
勉強に集中したい人には慶応が向いてます。
全国から人が集まる
また有名校なので、北海道から沖縄まで
各地から一人暮らしを始めて通って来る子もいます。
ずっと関東で暮らしていた身としては
岡山や兵庫の人と知り合えるのは新鮮でした。
東京の家賃は高く、
大抵みんな学生寮を利用してました。
上京したての人を狙った
カルト集団の勧誘がキャンパス内で問題になっていました…。
浪人もいる
難関校なので浪人生も１、２割います。
かく言う私も浪人して入りました。
サークル
など頭脳系は軒並み強いです。
一方で、
みたいな早稲田らしい緩いのもあります。
グリークラブはテレビCMに出演したりと賑わっていて、
入学すると色々なサークルから声を掛けられます。
（新入生歓迎イベントを開いてくれます）
サークル活動用の
学生会館という建物も用意されてます↓
学園祭
学園祭は混み過ぎて、
人の流れに沿って回るので精一杯です。
乃木坂、AKBみたいな早大生アイドルもいて
運が良いとお近づきになれます。
キャンパス
早稲田大学には、
- 文系学部用の戸山キャンパス
- 理系学部用の西早稲田キャンパス
経済、教育、法学など
文理融合している早稲田キャンパスがあります。
あと遠く離れて埼玉県に所沢キャンパスも。
高田馬場駅または早稲田駅から歩いて行けます。
西早稲田キャンパスだけ
他の二つと北と南で離れているので、
連絡バスで早稲田キャンパスと繋がっています。
バスは混むと乗れなかったので
その時は頑張って歩いてました。
男女比
文系キャンパスは女子多め、
理系キャンパスは男子多め、
本部キャンパスは男女半々です。
学部による男女比は
どの大学も同じみたいです。
設備
材料さえ持ち込めば
自由に工具を使わせてくれるものづくり工房
学生料金で通えるお得なトレーニングジム
東伏見にはグラウンドがあって
野球、サッカーもできます。
中央図書館は風格のある立派な所で
勉強に身が入りました。
食事
ご飯は生協（学食）、お弁当、レストラン、
近くのお店に食べにとみんなバラバラでした。
学生の数が多いので
対応して飲食店も増えてる印象です。
ラーメン屋、マック、タリーズ
東京なので何でもあります。
一番人気は安く済む生協で、
お昼休みは席待ちの列ができてました。
お昼休みは自習に当てて
空き時限に食べに行く方法がおすすめです。
西早稲田の生協はとんかつを揚げてくれます。
勉強
内部進学
高校の早稲田に通ってた人は
エスカレーターで大学にも進学できます。
大学院へも軽い試験で入れます。
アルバイト
早大生は家庭教師に雇ってもらいやすいです。
でも講義の時間との板挟みになるので、
バイトをすると大変です。
TAなど校内で働けるものが
通勤時間を節約できてお勧めです。
みんな真面目
ふと空き教室、ホワイエ（休憩室）、カフェを
覗いてみると自習している人達で賑わっています。
７限目の講義は21時まで続きますが
夜遅くまで残って勉強してる人も多いです。
やっぱり難関校なんだな、と
思い出させてくれます。
勉強に真剣に取り組んでる空気は
こちらも、やる気にさせてくれます。