ベース歴が長くなって来ると、
「弦は縦振動と横振動の2パターンを持つ」
という話を聞いた事があると思います。
この記事では、
それぞれの振動の方向を画像でチェックして
練習方法まで、縦振動の基礎知識をまとめます。
縦振動、横振動とは
横振動
弦の張られている方向から、
横に90°折れた向きに弾くのが横振動です。
弦の振動を素直にイメージした通りの
一般的な方法になります。
縦振動
弦の張られている方向から、
縦に90°折れた向きに弾くのが縦振動です。
ボディに近付いたり遠のいたりする揺れ方で、
ピックアップの原理的に
力強いパンチの効いた音になります。
叩いて引っ張るスラップ奏法は縦振動の活用例です。
(斜め振動)
斜め方向に振動させる方法もあります。
横振動と縦振動の中間の音が出ます。
物理学用語は無関係
物理学にも、
縦振動と横振動がありますが別物です。
ベースの縦振動と横振動は
物理学では両方とも横振動(横波)に分類されます。
練習方法
横振動は弦に指を引っかける様に弾くのに対して、
縦振動は指を押し付けるイメージです。
タッピングの指使いに近いです。
力を入れ過ぎると横振動よりビビり易いので
程よく押し込んだら指を離します。
まとめ
多くのベーシストは
自分の得意な方向に弦を揺らすだけで、
縦、横、斜めの区別が付いていません。
私も昔はそうでした…
それは、もったいないので
ここは縦振動で厚みを出す、
ちょっと抑えたいから斜め。
使い分けて演奏の深みを増しましょう♪