心理学

【会話の基本】
言葉のキャッチボールのコツをまとめました。

文字を扱う仕事であるブロガーに就いている
私が言葉のキャッチボールの基本を解説します。

人生経験を積んでいれば
自然と会話の基本は身に付くとはいえ

教科書には載ってませんので

記事にしたらわかりやすいな、と思って書くことにしました。

基本を振り返るのにご利用ください。

会話の基本はキャッチボール

会話の基本はキャッチボールこれに尽きます。

言葉というボールを投げて
受け取ってもらって

投げ返された言葉のボールを受け取って

また新しいボールを投げる、の繰り返しです。

言葉のキャッチボールを成立させるために
大事なことが3つあります。

一つ話したら一つ聞く

自分の話(ボール)を一つ聞いてもらったら

お返しに相手の話を一つ最後まで聞きます。

話の終わり目は
アイコンタクトをとると分かりやすいです。

ボールは小さすぎず大きすぎず

投げるボールは小さすぎると(文章が短すぎると)

思っていることが上手く伝わらず

大きすぎると聞いている方が疲れてしまいます。

ちょうど良い大きさを心がけます。

国語力

思っていることを言葉にするのは意外と難しいです。

ボール作りも
相手の話を理解するのも国語の学力が要ります。

文系の学生の方が理系の学生より会話上手なのは良くあること。

語彙力とも言います。

キャッチボールの詳しいコツ

キャッチボールの本質的なコツは以上になります。

上の3つさえ守れていれば
大体の会話は成立するはずです。

ここからは知っておくと便利な
より詳しいコツを書いて行きます。

話しかけても相手が黙っていたら?

話しかけても相手が答えてくれない時は
大きく分けて次の2パターンです。

  • 考え中
  • 話したくない

どちらなのかは見て判断するか

今、話したくなかった?

など聞いてみましょう。

考え中だったら?

相手が返事を考え中の時は
しばらく待ってあげましょう。

あまりに長く考え込んでいる時は

国語が苦手で
文章作りに手間取ってる可能性があるので

つまり、こう言うことですか?

と代わりに思いを言語化してあげると
喜ばれることもあります。

考えるのを邪魔されたくない人も居るので慎重に。

話したくない時は?

相手が話したくない気分の時は素直に諦めましょう。

無理強いしても迷惑になってしまいます…。

どうしても話したい場合は
相手が話したくなるような工夫をします。

相手が機嫌の良さそうな時を狙って話しかける、とかです。

沈黙になっても大丈夫

話したいことがあるから会話は生まれる物で

話したくないなら沈黙で大丈夫です。

無理に会話を続けても苦しいだけで
一緒にいるのが嫌になってしまいます…。

話したいことを話し終えて
満足な心地よい沈黙もあります。

会話の割り込みについて

相手が話している途中にさえぎって
自分が話し始めるのはマナー違反です。

せっかく考えた言葉を聞いてもらえなくて悲しいです…。

ただ割り込まれても仕方ないパターンもあって

それは

  • ボールを連投している
  • ボールが大きすぎる

で、

ボールを二つ三つと返事を待たず
一方的に投げてしまったり

話が長すぎて辛い時は

すみませんが…

と言って割り込ませてもらうのも良いと思います。

相手の話を否定すると嫌われる

当たり前ですが、みんな
それぞれの考えで生きてます。

相手が自分と異なる考えを持っているのは
至って普通で否定していては友達を失うだけです。

例えば

私はメロンパンが好き。

いや、僕はカレーパンが好きだな。

みたいに返事をすると

(メロンパンじゃダメなのかな…?)

と不安な気持ちにさせてしまいます。

いや、は余計な一言

メロンパンも良いよね、
僕はカレーパンが好きだな。

みたいに返事をした方が会話がはずみます。

意見が食い違っていたら?

両方とも満足する方法を考えるのが賢いです。

夏休み、どこに行きたい?

海に行きたい。

山に行きたい。

よーし、どっちも行こう!

のように出来たら一番です。

どうしても上手い手段が思いつかなかったら

海で泳げるのは夏だけだから海にしよう。

と理屈で選んだり

くじや多数決で決めて
片方に我慢してもらう事になります。

質問のしすぎに注意

質問には相手の回答を制限する力があります

聞かれたことしか答えられなくなります。

質問をし過ぎてしまうと

相手は言いたいことを言えず
不満をためる結果になります。

答えの

  • はい
  • いいえ

の後に続く言葉があるかも気にすると良いでしょう

例外

質問に答えるだけで良くて楽、と感じる人もいます。

会話の流れは相手と一緒に作る

会話は相手の返答次第で色々な方向に進みます。

話しかける前にある程度
会話の流れを想定するのは普通ですが

し過ぎると話がかみ合わなくなります…。

相手からのボールを受け取って

一緒に会話の流れを作る姿勢を持つと上手く行きます。

その他

キャッチボールしてくれなかったら?

会話のキャッチボールを無視して
一方的にしゃべる人もいますが

律儀に付き合う必要はありません。

相手すると疲れてしまいます…。

隙をうかがって逃げましょう。

自分の話だけを聞いて欲しい時は?

反対に、用意しておいた話を聞いて欲しい時は

ちょっと聞いてくれる?

いいよー。

みたいに了承を得れば大丈夫です。

まとめ

会話は言葉のキャッチボールを通して進みます。

その際の本質的に大事なコツは

  • 一つ話したら一つ聞く
  • ボールは小さすぎず大きすぎず
  • 国語力

の3つです。

会話の目的は意思疎通。

みんな、それぞれの考えを持っていることを認めて

相手の思いや気持ちを尊重する姿勢で臨むと
上手にお喋りできます。

-心理学