その他 心理学

【時給制のデメリット】
雇用主と労働者の仲が悪くなる

時給制には

  • みんな平等な金額を貰える
  • お給料の計算がわかりやすい

などのメリットがありますが、
デメリットもあります。

時給制だと雇用主と
労働者の仲が悪くなる理由と、

雇用主が主導権を握った結果

労働者がどんな風に
不遇な扱いを受けるか、書きたいと思います。

記事の根拠

私は京都で一人暮らし中

  • 食堂のお皿洗い
  • 介護施設の清掃員
  • 警備員
  • 塾の講師

のアルバイトをした経験を持ちます。

時給制はケンカの素

時給制では、
時間当たりの給料が固定されています。

そうなると雇用主と労働者は
それぞれ次の様な気持ちを抱きます。

雇用主の気持ち

時間内にたくさん働かせた方が得。

労働者の気持ち

のんびり働いた方が得。

雇用主は支払う給料が決まっているので、
時間いっぱい沢山の仕事をさせた方が得します。

一方、労働者側は

一生懸命働いても
最低限の仕事をこなすだけでも

もらえる給料は同じなので、
なるべく楽に働こうとします。

アルバイトでは雇用主が上

以上から時給制の職場では

雇用主と労働者の
利害の対立が起きています。

私の居たところも何となく
仲の悪い空気が漂っていました。

それで結局、
どちらが勝つかというと雇用主です。

アルバイトにおいては

気に入られないと
すぐクビになります…。

関係のない仕事を頼まれる

私も始めの方は
真面目に素早く働いてました。

  • 介護施設の部屋掃除の仕事が早く終わると
    無償で介護員の人のお手伝いも頼まれる。
  • 皿洗いの仕事が早く終わると
    厨房の仕事に駆り出される。

という経験をしてからは、

早めに終わらせると損だと
思う様になりました。

仲間同士の助け合い
と言えば聞こえは良いですが

雇用主の契約違反です。

記載のなかった仕事

面接の時に説明されなかった仕事が
採用後に出て来るパターンもあります。

警備員で雇われたはずなのに、

実際には警備しつつ掃除もする
だったりです。

その職場では
もう当たり前になっているから

説明を省いただけかもですが、

新しく入って来る人には
教えるべきです。

後出しはフェアではありません。

とにかく急がせる

短い時間にたくさん働かせた方が得なので、
作業を急がせる雇用主は多いです。

余裕がある素振りを少しでも見せると

もっと速くできるでしょうと
注意して来ます。

割り当てられた仕事を
こなせていれば良いはずなのに、

それ以上を求められます。

過剰な監視の目は精神的にも消耗します。

結局へとへとになるまで
こき使われます。

会社だと逆

アルバイトの場合は以上
雇用主が主導権を握りますが

会社だと力関係が逆転する事もあるそうです。

会社は労働者の身分が
しっかりしていて、

アルバイトほど簡単にクビにはできません。

意図的にだらだら働いて
残業代を多めにもらう会社員も居るのだとか。

その人はテレワークが始まってからも
会社勤務を希望したとのこと。

代わりになる給料制度

雇用主が勝つにせよ、労働者が勝つにせよ

時給制では不健全な
職場環境になりやすいです。

解決策としては
成果に見合った報酬を支払う成果主義があります。

歩合制とも言います。

近年のテレワークは
成果主義に近い働き方なので

良い変化かな、と私は思います。

まとめ

時給制は雇用主と労働者の間で
利害の対立を引き起こします。

私が見て来た限り、

お互いぎりぎりのラインで
ずるい事をし合ってる印象です。

時間より、どれだけ成果を挙げたかで
判断する方が健全だと個人的に思います。

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